株式会社THE WORLD DOOR 輸出入起業塾 -BUYMA講座-

第8章:海外在住バイヤーの場合のポイント

  • 2025年4月21日
  • 2025年4月21日
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1. 海外在住の強み

  • 日本未上陸ブランドや限定モデルを入手できる
    • 現地限定カラーやプレセール品など、日本でプレミア価格になるアイテムも仕入れられる
  • アウトレットやセールの利用で仕入れコストを抑制
    • 現地アウトレットで日本定価の半額以下で買えることも
  • リクエスト対応で差別化
    • 「○○国限定の商品を探してほしい」といった個別注文を受けやすい

2. 時差と対応速度

  • 日本との時差を把握
    • 欧米なら+6~12時間、アジア地域でも数時間の差がある
  • 連絡ポリシーを明示
    • プロフィールや初回メッセージで「時差の関係で返信にお時間をいただく場合があります」と一文入れる
  • スマホ通知を活用
    • 起床時や業務時間内にまとめて返信し、24時間以内のレスポンスを心がける

3. 国際配送のコツ

  • 配送手段の選択
    • EMSや国際小包、DHL/FedExなど、追跡&補償付きを必ず選択
  • 送料設定のポイント
    • 国・重量別の料金表を事前に調査し、商品ページに正確な送料を反映
  • 梱包の徹底
    • 税関開封検査を想定し、防水・緩衝・密封を厳重に行う

4. 現地通貨と為替管理

  • 為替レートの影響を常時チェック
    • 円高ユーロ安・ドル安など、仕入れコストが変動する
  • 為替手数料もコストに含める
    • クレジットカード決済の手数料1~3%を見込む
  • 決済手段の見直し
    • Wiseや現地銀行カードなど、手数料の安い方法を検討

5. 日本の銀行口座

  • 振込手数料の差
    • 海外口座:1,000円/回、日本国内口座:220~385円/回
  • ネット銀行口座の開設推奨
    • スマホだけでオンライン開設可能な銀行を利用すると手数料節約
  • 帰国時の口座準備
    • 日本帰国予定がある場合は、その際に口座を作るのも手

6. 言語の問題

  • 現地での買い付け時
    • 店員やカスタマーサポートとの英語/現地語コミュニケーション
    • 自信がなければオンライン翻訳や友人サポートを活用
  • 日本の購入者対応
    • 敬語や「です・ます調」を再確認し、丁寧に返信

7. カルチャーギャップの理解

  • 日本購入者の品質期待値
    • 「新品」と表記した商品に小さな擦れや汚れがあるとクレームに
  • 過度な簡略梱包はNG
    • 海外基準より一段と丁寧な梱包を心がけ、安心感を提供

8. 海外からの返品対応

  • 購入者都合の返品は原則NG
    • 初期不良や誤配送など出品者責任の場合のみ受付
  • 国際返品の負担
    • 送料・関税すべて出品者負担となる
  • 事前検品と梱包で未然防止
    • 到着前の検品写真共有や厳重梱包でトラブル予防

海外在住バイヤーならではのチャンスを活かしながら、「時差」「国際配送」「為替」などの特有リスクに備えて、BUYMAでの販売を安心・安定運営していきましょう!

詳細はこちら
https://drive.google.com/file/d/1fY_tCKtam7DPcJt-HthbAZgDU9BARYZ2/view?usp=sharing

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